リストストラップの使用法マニュアル(種目・タイミングなどなど)

 

皆様は、トレーニングでリストストラップを使用されていますでしょうか?

ちなみにですが、私は使用しています。そして、お客様にも使用するよう指導しています。

今回の記事は「リストストラップの使用法マニュアル」とタイトルにあるよう「リストストラップを使用する種目」や「リストストラップを使用するタイミング」などなどについて書き綴っていきますが、最初に結論から申しますと、

リストストラップを使用する種目
・デッドリフトやシュラッグなど、バーベルやダンベルが手から離れようとする種目、つまり握力が要求される種目。
リストストラップを使用するタイミング
・握力の限界がくるちょい手前。

となっています。

そもそもリストストラップとは?

まずは、リストストラップそのものについて説明していきますが、このリストストラップはナイロンや革などで作られたトレーニンググッズの1つで、握力をサポートする機能を有しています。

メーカー:GOLD’S GYM
商品名:リストストラップ
価格:¥1,944(税込)
販売サイト:ケンコーコム

握力をサポートする機能を有しているトレーニンググッズには、リストストラップ以外にパワーグリップと呼ばれるものもあります。

メーカー:GOLD’S GYM
商品名:パワーグリッププロ
価格:¥8,122(税込)
販売サイト:ケンコーコム

どちらも「握力をサポートする」という点は同じなのですが「安価」「使い慣れている」という理由から、私はリストストラップを使用しています。

しかし、リストストラップはバーベルやダンベルにくるくると巻きつける必要があるため、使い慣れないうちは少し手間取るかもしれません。

下の「リストストラップ取り扱い」では「装着・セットの仕方」を書いていますので、知りたい方はクリックしてください。

リストストラップ取り扱い

1.輪のある端を左に置き2本並べます。

2.輪のない端を輪のある端へと外側から近づけます。

3.輪の中に通します。

4.そのまま奥へと通します。

5.ひっくり返します。

6.上下を入れ替えます。

7.手を通します。

8.ひっくり返すとこのようになっているはずです。

9.手首の位置できつく締めます。これで装着完了です。

10.バーベルやダンベルを手とリストストラップの間に挟みます。

11.くるくると重ならないよう巻きつけます。

12.隙間がないよう握り込みます。これでセット完了です。逆も同じ流れで行います。

 

リストストラップを使用する種目

リストストラップは、先述した通り握力をサポートする機能を有しているため、バーベルやダンベルが手から離れようとする種目、つまり握力が要求される種目で使用することが推奨されています。具体的には、デッドリフトやシュラッグなどです。

動画3:00〜

確かに、リストストラップを使用せずともそれらの種目を行なうことは可能です。しかし「狙った筋群の限界」ではなく「握力の限界」で適切な重量を扱えない場合があるため、特別な理由がない限りは購入していただくようお願いしています。

詳しくは(こちらの英語文献)を見ていただきたいのですが、リストストラップの有無がデッドリフトの1RMにどのような影響をもたらすかを調べた実験では、

・リストストラップ有り:180kg ± 14.8kg
・リストストラップ無し:151kg ± 23.0kg

というデータが得られており、約30kgの差が出ています。

トレーニングを行うのでしたら、やはり最大限の効果を望みたいものです。握力の限界で「適切な重量を扱えない」という状況は、できる限り避けた方が良いでしょう。

 

リストストラップを使用するタイミング

「リストストラップは、デッドリフトやシュラッグなど 〜 握力が要求される種目で使用することが推奨されています」と記載しましたが、ウォームアップから最後の1レップに至るまでリストストラップに頼ってしまうと、握力が強化されません。

テニスやバドミントンに卓球、そのほか野球やゴルフなど、ラケット・バット・クラブを扱う(何かを握る)競技においては、握力を強化するに越したことはありませんし、肉体改造を目的とする特に男性の方においては、握力(正確には前腕)の強化が重要となります。

そのため「握力の限界がくるちょい手前」から、リストストラップを使用することを推奨しています。つまり「リストストラップの使用は最低限に留めて、極力自力でやろう」ということです。こうすれば、狙った筋群にプラスし握力も強化することが可能です。

もっとも「握力は別の種目で徹底的に強化する」という場合は、ウォームアップから最後の1レップに至るまでリストストラップを使用してもらって、もちろん問題ありません。

しかし、その分余計にトレーニング時間が長くなってしまうため、効率的とは言えないでしょう。

 

まとめ

リストストラップを使用する種目
・デッドリフトやシュラッグなど、バーベルやダンベルが手から離れようとする種目、つまり握力が要求される種目。
リストストラップを使用するタイミング
・握力の限界がくるちょい手前。

リストストラップにしろパワーグリップにしろ、永く使えば使うほどそれ相応の痛みはやはり出てきます。しかし、2〜3年は問題なく持つはずです。