筋力トレーニングの耳寄り情報を発信するブログです。国内外の論文をはじめ、これまでの指導・自身の経験をもとに記事を作成しています。

2017年を振り返って オススメしたい記事5選

今年の7月からブログを書き始めましたが、約半年間なんとか続けることができました。これもひとえに、ご愛読してくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

閲覧数の伸びに悩んだ時期もありましたが、今は徐々に増えていき「トレーニングに関して有益な情報を少しは提供できているかな」と感じております。

今回は、2017年に書いた記事の中から、特に人気・好評だった5つの記事を掲載したいと思います。

第一位

記事

「ベンチプレスを行うと肩が痛くなる」という人は多いのではないでしょうか?事実、私自身も経験がありますし、知人にもちらほら見られます。今回の記事は、その原因と対応策について書き綴っていきます。 最初に結論から申しますが、ベンチプレスを行[…]

「ベンチプレスを行うと肩が痛くなる」という人は多いのではないでしょうか?事実、私自身も経験がありますし、今までそういった人を幾度か見てきました。今回の記事は、その原因と対応策について書き綴っていきます。

結論から申しますが、ベンチプレスを行うと肩が痛くなる原因にはフォームが関係しています。では、いったいどのようなフォームかといいますと、

・バーベルを下ろす位置が高い。
・バーベルを握る手幅が広い。
・肩甲骨をしっかりと寄せていない。

の3つです。そのため、

・バーベルを下ろす位置を乳頭とみぞおちの間あたりとやや低めにする。
・バーベルを握る手幅を肩峰間隔の1.5倍以下にする。
・動作中は常に肩甲骨を寄せる意識を保つ。

以上が対応策となります。

第二位

記事

ベンチ台は、傾斜から「インクライン」「フラット」「デクライン」の3つに分類することができます。 ・インクライン:頭の位置が高い。 ・フラット:地面と平行。水平。 ・デクライン:臀部の位置が高い。 どの傾斜であれど、ベンチプレ[…]

ベンチプレスは、ベンチ台の傾斜角度からフラット・インクライン・デクラインの3つに分類することが可能です。

・フラット:水平
・インクライン:頭の位置が高い
・デクライン:頭の位置が低い

その中でもインクラインは、フラットやデクラインよりも大胸筋上部を鍛えるのに効果的とされています。つまり、大胸筋上部に強い刺激を与えることができるとされています。

しかし、それは本当でしょうか?

最初に結論から申しますが「インクラインは、フラットやデクラインよりも大胸筋上部に強い刺激を与えることができない」というデータがいくつか存在します。

第三位

記事

脚を鍛える代表的なトレーニング種目に、レッグエクステンションがあります。 https://www.youtube.com/watch?v=YyvSfVjQeL0 詳しくは上の動画を見ていただきたいのですが、シートに座り、パッドを[…]

「レッグエクステンションは膝への負担が小さいからオススメ」「スクワットは膝への負担が大きいからオススメではない」といった会話を稀に聞くことがありますが、それは本当なのでしょうか?

結論から申しますとむしろその逆で、レッグエクステンションは強いせん断力が働くため、膝への負担は大きくなります。あまりオススメしていません。

一方、スクワットはせん断力が抑えられ傷害を予防する可能性があるとされています。そのため、老若男女問わずオススメしています。

第四位

記事

(オススメ筋トレ種目ベンチプレスの効果・やり方・呼吸を解説)で少し触れましたが、競技力向上において、 ・大胸筋は必要ない。いらない。 ・大胸筋を鍛える時間は無駄。 ・大胸筋を鍛えるとパフォーマンスが低下する。 というようなセリフを、[…]

「大胸筋を鍛える必要はない」「大胸筋を鍛えても邪魔になるだけで役に立たない」「大胸筋を鍛えるとパフォーマンスが低下する」といったようなセリフを、ごく稀にですが耳にする時があります。大胸筋を鍛えることは、アスリートにとって本当に良くないことなのでしょうか?

結論から申しますと、大胸筋は様々なスポーツ・様々な動作において重要になることがわかっているため、基本的にはベンチプレスなどでしっかりと鍛えていただくよう指導しています

第五位

記事

肩を鍛える種目に「サイドレイズ」と呼ばれるものがあります。映画タイタニックで有名なワンシーンのように、上腕を外へ広げる種目です。 今回の記事は「僧帽筋上部に効いちゃって三角筋中部に効かないの対処法」を、つまり「僧帽筋上部ではな[…]

今回の記事はサイドレイズを取り入れている人に多い悩みである「僧帽筋上部に効いちゃって三角筋中部に効かないの対処法」を、つまり「僧帽筋上部ではなく三角筋中部に効かせるコツ」を書き綴っていきます。

最初に結論から申しますが、そのコツは、

・上腕を開く角度は30〜45°でストップ(上腕を地面と水平まで持ち上げない)。
・なで肩をキープ(肩をすくめない)。

の2つです。

最後に

2018年もブログを書き続ける予定です。少しでも多くの方に、トレーニングに関する有益な情報を提供できるよう頑張っていきますので、来年もよろしくお願いいたします。

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