筋力トレーニングの耳寄り情報を発信するブログです。国内外の論文をはじめ、これまでの指導・自身の経験をもとに記事を作成しています。

トレーニング指導では否定形ではなく肯定形で指示を出すべき

パーソナルトレーニングでは、一般的に「フォーム」に関する指導がメインとなります。

状況によっては、例えば重量・回数・セット数・エクササイズ順序など、プログラムに関するお話もしますし、特にダイエット目的のお客様には、栄養やカロリーのアドバイスもします。

しかし、やはりメインはフォームの指導です。

今回の記事は、パーソナルトレーナー向けにフォームを指導するうえでの注意点を書き綴っていきたいと思いますが、指示は「否定形」ではなく「肯定形」で出すべきです。

否定形は注意に過ぎない

トレーニングを代表するエクササイズにスクワットがありますが、このスクワットでは、基本的に腰を丸めることはNGとされています。腰が丸まると椎間板の内圧が上昇し、例えば腰痛や椎間板ヘルニアなどを発症させる危険性が高まるためです。

そのため、パーソナルトレーニングでは、お客様の腰が丸まらないよう指導するのが一般的です。

しかし、全てのお客様が最初から適切なフォームでスクワットをできるわけがなく、半数近い方は腰が丸まってしまいます。

では、この時どのような指示を出せば良いのかというと、少なくとも「腰を丸めない・・・・ように」という指示だけでは、フォームはまず修正されません。

つまり「否定形」の指示だけではフォームは良くならない、ということです。

なぜなら、否定形の指示は「それはダメですよ」という注意に過ぎず「どうすれば腰は丸まらないのか?」という具体的な策を示していないからです。

肯定形で具体的な策を

「否定形は注意に過ぎない」と先述しましたが、では、結局どのような指示を出せば良いのかというと「胸を張って・・・」や「肩甲骨を寄せて・・・」という指示でフォームは修正されます。

つまり「肯定形」の指示でフォームは良くなる、ということです。

なぜなら、肯定形の指示は、腰の丸まりを改善する具体的な策を示しているからです。

お客様の目線に立って

私たちトレーナーは、トレーニングを指導する身ですので、当然トレーニングに慣れています。腰が丸まった場合の対処方法も十分に知っています。

しかし、パーソナルトレーニングを受講するお客様の大半は、トレーニングに慣れていません。腰が丸まった場合の対処方法を知りません。

よって「腰を丸めないように」といった否定形の指示だけでは不十分であり「胸を張って」や「肩甲骨を寄せて」といった肯定形の指示によってフォームは修正される、ということを十分に理解しておく必要があります。

つまり、お客様の目線に立って指導をすることが大事、ということです。

最後に

つい最近、自分が一体どのような指導をしているのか客観的に把握してみようと思い、ボイスレコーダーアプリを使って指導中の会話を録音してみました。

「否定形は使わず肯定形を使う」は、自分にとって当たり前になっていると思っていたのですが、気づかないうちに二度ほど使っており、これからの戒めもかねて今回このような記事を書きました。

皆様もぜひ取り入れてみてください。

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当ブログ「筋トレ教則本」の管理人、古本 直也は、札幌市中央区で、ダイエット・ボディメイクに特化した「パーソナルトレーニングジム スタイルメソッド」を経営しています。

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