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フリーウエイトvsマシントレーニング 安全性について

  • 2017年7月8日
  • 2020年1月18日
  • 傷害

トレーニングは「フリーウエイト」と「マシントレーニング」に分類することができます。

フリーウエイトは、ダンベルやバーベルを使うトレーニング法で、自由な軌道を描けるのが特徴です。(ベンチプレス)や(スクワット)がこれに該当し、重量の変更は基本プレートにて行います。

一方マシントレーニングは、ある動作に負荷をかけることのできる機器(トレーニングマシン)を使うトレーニング法で、軌道が固定されているのが特徴です。チェストプレスや(レッグプレス)がこれに該当し、重量の変更は基本ピンにて行います。

今回の記事は、これら2つのトレーニング法における「安全性」について書き綴っていきますが、結論から申しますと、マシントレーニングの方が安全性は高くなっています

ベンチプレスとチェストプレスにおける比較

フリーウエイトの代表種目ベンチプレスと、マシントレーニングの代表種目チェストプレスは、どちらも「肩関節の水平屈曲」「肘関節の伸展」を行う種目であり、大胸筋・三角筋前部・上腕三頭筋など上半身の筋群を鍛えることができますが、チェストプレスの方が安全性は高くなっています。

チェストプレスで潰れる分には特に問題はありませんが、ベンチプレスで潰れてしまうと、人によっては100kgを越すバーベルが胸部・首部を圧迫する場合があるためです。

2012年12月13日午後8時20分ごろ、千葉県館山市藤原の県立館山運動公園トレーニングルームで、同市内の介護士の男性(23)があおむけで首の上にバーベル(重さ80キロ)が落ちた状態で倒れているのを利用者が発見、施設職員が119番通報した。
男性は意識不明のまま病院に運ばれ、14日午後に死亡した。
県警館山署はトレーニング中に誤って落としたとみて調べている。
同署によると、男性は13日午後8時前に入館。
あおむけの体勢でバーベルを持ち上げるベンチプレスをしていた。
発見される10分ほど前に、持ち上げようとしていたバーベルが落ちる様子が防犯カメラの映像で確認された。
当時、同じ部屋にはほかにも2、3人の利用者がいたが、異変に気づかなかったという。

引用:毎日新聞

2013年11月18日午後、大分市の建設会社でベンチプレスをしていたとみられる男性がぐったりしているのが見つかり病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
男性は仰向けで、首には重さ190キロのバーベルが乗った状態で見つかりトレーニング中の事故と見られています。
事故があったのは大分市小中島の建設会社「福大工業」のトレーニング室です。
警察によりますと18日午後3時40分ごろベンチプレスをしていたとみられるこの会社の56歳の社長の男性がぐったりしているのを従業員が見つけました。
男性は病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
当時、男性は仰向けで首の上には190キロのバーベルが乗った状態でした。
従業員の話ではこの男性は日常的にトレーニングをしていたということで警察では事故の原因を調べています。

引用:TOSテレビ大分

このように、ベンチプレスの死亡事故は日本でも確認されています。また、死亡事故ではなかったにせよ「危険な状況に陥った」なんてことはよく聞く話で、長期的にトレーニングを続けている方の2割近くは、このような経験を持っている印象です。

もっとも「危険な状況に陥った」はベンチプレスに限ってのことではなく、例えばスクワットでも時折耳にします。

しかしながら

ここまでの話だと、フリーウエイトは「安全性の低いトレーニング法」のように聞こえるかもしれません。

しかし、死亡事故を起こさせないために、そして危険な状況に陥らせないために、ベンチ台やパワーラックには「セーフティーバー」と呼ばれる補助器具が付属されています。

このセーフティーバーは高さを自由に調整することが可能で、それ以上バーベルが下がらないよう設置することができます。つまり「死亡事故」はもちろん「危険な状況」をも回避することができます。

 

そのため、フリーウエイトは「安全性の低いトレーニング法」ではありません。

もっとも「重量を変更する際、プレートを足に落としてしまった」というような話を聞くこともありますので、先述した通り、安全性はマシントレーニングに軍配が上がるでしょう。

しかし、これは「フリーウエイトとマシントレーニングを比べるのであれば」の話です。「セーフティーバーを設置する」といった行為で、フリーウエイトでも安全性を確保することは十分に可能です。

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