フォームチェックは鏡を見て行うべきか?動画を撮って行うべきか?

 

トレーニングを行う際、皆様はどのようにフォームチェックをされているのでしょうか?おそらく「鏡を見て」という方が多いのではないかと思います。

今回の記事は「トレーニングを行う際に、是非取り入れていただきたいな」と思うことを書き綴っていきます。

結論から申しますが、トレーニングを行う際は、できることであれば動画を撮ってフォームチェックを行われることをオススメしています

鏡でもフォームチェックを行うことはできる

学生時代、私は柔道部に所属していたのですが、練習内容はその日によって違うものの、まず間違いなくトレーニングが行われていました。

あまりにも辛かったのではっきりと覚えているのですが、腕立て→腹筋(シットアップ)→背筋(バックエクステンション)→スクワット→腕立て…、これらの種目を30回ずつひたすらエンドレスです。

私たちが行っていたスクワットは、上の写真のように「両手を後頭部に添え胸を張る」というものだったのですが、ある日自宅にある全面鏡の前でスクワットを行っていると、ふとおかしなことに気づきます(柔道場に鏡はありませんでした)。右胸はしっかりと張れていたのですが、左胸が全然張れていなかったのです。

上から見た図

胸の張りに左右差があることは、決して「良いこと」とは言えないでしょう。重心位置が中心からずれることで、脊柱や脚にかかる負荷に左右不均一が生じてしまうからです。

 

しかしながら

鏡を見ながらトレーニングを行えば、上に例を挙げたように、不適切なフォームに気づくことができる場合があります。しかし、不適切なフォーム全てに気づくことはまず不可能です。

スクワットでは、腰を丸めることはNGとされています。詳しくは(スクワットやデッドリフトで背中(腰)を丸めちゃいけないのはなぜ?)の記事を見ていただきたいのですが、腰を丸めると椎間板にかかる圧力が増加し、椎間板ヘルニアを引き起こすリスクが高まるからです。

しかし、腰が丸まっているかどうかは「」から見て初めてはっきりと分かります。「鏡を見ても意味ない」とは言いませんが、やはり「前」からでは、腰が丸まっているかどうかを判断することは難しいでしょう。

また、高重量やレップの最後の方では、不適切なフォームに気づかない場合があります。そもそも持ち上げることに必死になり、フォームチェックをする余裕がなくなるためです。

 

理想は2方向からの動画撮影

鏡を見ながらトレーニングを行えば、確かに不適切なフォームに気づくことができる場合があります。しかし、上に挙げた理由などから、鏡でのフォームチェックには限界があることも事実です。

では、一体どうすればしっかりとフォームチェックを行えるのかというと、2方向から動画を撮影することです。具体的な撮影方向は、以下のようになります。

スクワット及びデッドリフト

横方向から撮影することで「腰の丸まり」や「しゃがむ深さ」などを、後ろ方向から撮影することで「両膝の開き具合」や「左右の傾き」などをチェックすることができます。

 

ベンチプレス

横方向から撮影することで「腰のアーチ」「バーベルの軌道及び着地点」などを、下方向から撮影することで「両肘の開き具合」や「左右の傾き」などをチェックすることができます。

 


もっとも、ベンチプレスではバーベルに取り付けるプレートの関係上、真横からだと「バーベルの軌道及び着地点」が見えない場合もありますので、少しずらした方が良いでしょう。

 

まとめ

確かに、鏡でもフォームチェックを行うことはできます。

しかし、鏡でのフォームチェックには限界があることも事実です。そのため、できることであれば2方向から動画を撮影することを推奨しています。

「動画撮影禁止」となっているトレーニングジムもあるのですが、最近はSNSが普及しているためか「他の会員が映らない」「スタッフに許可を得る」のであれば、動画撮影OKという施設も多くなっている印象があります。

 

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