筋力トレーニングの耳寄り情報を発信するブログです。国内外の論文をはじめ、これまでの指導・自身の経験をもとに記事を作成しています。

Kinsei Barbell(キンセイバーベル)の商品レビュー

私は今現在、とある会社と業務委託契約を結び、ボディメイクに特化したパーソナルトレーニングジムのオープンに向けて色々と準備をしているのですが、一番大事なトレーニング器材は、Kinsei Barbell(キンセイバーベル)で購入をすることになりました。というかしました。

なお、購入した商品は

の3つです。

最近は、パーソナルトレーニングジムだけではなく、ホームジムを作られる方も増えてきている印象があります。

そのため、今回の記事は、これからパーソナルトレーニングジムやホームジムを作られる方向けに、キンセイバーベルを使ってみた感想・評価を書き綴りたいと思います。

キンセイバーベル

まず、キンセイバーベルは、フィットネスやトレーニングに最適なクロスフィット器材を販売している会社です。沖縄県にあります。

WEBサイト:https://kinseibarbell.jp

購入にあたって、何度かメールや電話で見積もりなど連絡を取ったのですが、接客は丁寧でした。

特に嬉しかったのが、サンプルの配送です。「そちらで扱っている、ゴムチップ製フロアーマットの硬度を教えて欲しいのですが」と尋ねたところ「直接手に取った方がお分かりになるかと存じます」との返答で、北海道札幌市までサンプルを送っていただきました。送料は向こう持ちで、1週間後には到着しています。

では、ここから本題である感想・評価に触れていきます。

良い点

良いと思った点は、ラックホールの多さです。通常、ラックホールは5㎝〜間隔で設定されているのですが、このラックはわずか2.5㎝となっています(※下側のみ)。

「ラックホールの間隔が狭い」ということは「細かな高さ調節ができる」とイコールですので、例えば

・スクワット:邪魔にならない、かつ安全な位置にセーフティバーを設置。
・ベンチプレス:多くの力を使わない、簡単にラックアップできる位置にシャフトを設置。

をすることが可能となります。

また、ホームページに記載はなかったのですが、耐過重量も良いと思った点の1つです。直接電話で聞きましたが「少なくとも250kgまでは問題ない」とのことでした。

パーソナルトレーニングジムは、1日に何人ものお客様が来店されますので、やはり強度はあるに越したことはないでしょう。

残念な点

一方、残念と思った点は、シャフト受けの高さ制限です。

上の写真は、身長169㎝の私に合わせた、スクワット時のシャフト受けの位置になっているのですが、悲しいことにこれ以上高くすることはできません。これ以上高くしようとすると、下の写真のように、シャフト受けが六角ボルトにぶつかってしまうのです。

そのため、高身長の方になればなるほど、スクワットのラックアップ時に深くしゃがまなくてはなりません。ちょっと面倒です。

また、プレートに付着したオイルも残念と思った点の1つです。劣化防止のため、プレートにはオイルが塗布されているのですが、これが滑ります。

もっとも、水拭き→乾拭きを繰り返し実施したことでだいぶ良くはなりましたが、結構な労力を必要としました。

まとめ

キンセイバーベルの良い点・残念な点を書き綴ってきましたが、全体的には高評価です。価格を考慮するのであれば、かなりコストパフォーマンスに優れた製品ではないかと思います。

フィットネス関係の知人が何人か見学に来ましたが、なかなかに好評でした。また、新たな発見がありましたら追って紹介したいと思います。

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