筋力トレーニングの耳寄り情報を発信するブログです。国内外の論文をはじめ、これまでの指導・自身の経験をもとに記事を作成しています。

ワイルドフィット インパルス ラットマシンの商品レビュー

先日「Kinsei Barbell(キンセイバーベル)の商品レビュー」という記事を書きました。

タイトル通り、キンセイバーベルを使ってみた感想・評価を書き綴った、パーソナルトレーニングジムやホームジムを作られる方向けの少しコアな内容だったのですが、どうもそれなりに需要があるようなので、今回はワイルドフィットで購入したインパルスのラットマシンについても、使ってみた感想・評価を書き綴りたいと思います。

ワイルドフィットとインパルス

まず、ワイルドフィットは、格闘技・格闘技用品・筋トレ用品・ウエイトトレーニング用品・トレーニング用品を販売している会社です。大阪府にあります。

WEBサイト:http://www.wildfit.com

WEBサイトを見る限りでは、豊富なラインナップを取り揃えているみたいです。

そして、このワイルドフィットが取り扱っている商品の中に(インパルスのラットマシン)があります。つまり、インパルスはラットマシンを作っているメーカーで、そのラットマシンを販売している会社がワイルドフィットということです。

では、ここから本題である感想・評価に触れていきます。

良い点

良いと思った点は、使用可能重量です。WEBサイトに記載がなかったため問い合わせをしたところ「最大で150kgのプレートを取り付けることができる」との答えが返ってきました。十分な耐久性・安定性があります。

そのため、ある程度勢いをつけた動作であっても、前後左右への揺れやガタつきは生じません。また、滑車とワイヤー間の滑りも良く、静粛性が高いのも良いと思った点の1つです。

※ちなみに、私はパーソナルトレーナーの中でも力がある方なのですが(ベンチプレスは非公式ですが最高155kgです)、150kgのプレートを取り付けると、ラットプルバーを全く引けません。一般の方においては、負荷の足りなさを心配する必要はないでしょう。

残念な点

一方、残念と思った点はたった1つ。付属しているラットプルバーとロープーリーバーの油漏れです。

2種のバーは回転式で、摩擦を減らすためゼリー状の潤滑油が金属間に塗られているのですが、これが赤矢印の隙間から漏れてきます。相当べったり塗られています。

私は「いかなるトレー二ング器材も常に清潔にあるべき」との考えを持っており、時間のある時はちょこちょこ清掃を行いますので、すぐに気づき問題はありませんでしたが、そうでない場合は、お客様のウェアに潤滑油がべったりとついてしまう危険性が考えられます。

上の写真のティッシュはそこまで黄ばんでいないですが、これは何度も拭いた後に撮った写真で、決して大げさではなく本来はこれの10倍くらいの黄ばみが付きます。

まとめ

ワイルドフィットで購入したインパルスのラットマシンにおける良い点・残念な点を書き綴ってきましたが、全体的には高評価です。¥83,500という価格を考慮するのであれば、かなりコストパフォーマンスに優れた製品ではないかと思います。

フィットネス関係の知人が何人か見学に来ましたが、なかなかに好評でした。また、新たな発見がありましたら追って紹介したいと思います。