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パーソナルトレーニングの契約書 オススメのペーパーレス化方法を紹介

新年、あけましておめでとうございます。今年もどうぞ、筋トレ教則本をよろしくお願いいたします。

最近、パーソナルトレーニングジムがどんどん増えてきています。この業界に身を置く人間としては、有意義な情報を交換できる機会が多くなるため嬉しい限りです。

今回、2020年第1発目の記事は、これからパーソナルトレーニングジムを始める方&パーソナルトレーナーとして独立する方に向けて、パーソナルトレーニングの契約書におけるオススメのペーパーレス化方法を紹介します。

最初に結論から申しますと、もしiPadをお持ちなのであれば「PDF Expert 7を使う」という方法をオススメします。

契約について

そもそも契約とは?

本題に入る前に、まず契約について確認していきますが、契約とは

二人以上の当事者の意思表示が合致することによって成立する法律行為のこと
Wikipediaより引用

を指します。

つまり「当事者間で結ぶ約束」これが契約です。

契約は口頭で構わない

契約は、意思表示の合致のみで成立します(民法第555条)。よって、書面の作成は必須ではありません

しかし、契約書を交わしていなければ「あの時◯○って言いましたよね?」「いいえ言ってません」みたいな水掛け論になってしまうこともあり、お客様にご迷惑をかけてしまうことも考えられます。

場合によっては、大きなトラブルへと発展するかもしれません。

そのため、パーソナルトレーニングではしっかり契約書を作成し、契約内容を確認・承諾してもらい、そのうえで指導を始めるべきでしょう。

パーソナルトレーニングでは、契約書は絶対必要ではありませんが、絶対作成しておいた方が良いです。

紙媒体はかさばる

先ほど「契約書は絶対作成しておいた方が良いです」とお話ししましたが、紙媒体は案外かさばるものです。

もっとも、パーソナルトレーニングは年間何千人も指導するようなものではありませんし、契約書と言ってもA4サイズ1〜2枚ほどで納まりますので、保管先のロッカーがパンパンになるということもありません。

しかし、紙ではなく電子媒体にしておけばスッキリしますし、持ち運びも便利です。そのため、紙に対して何か特別な思いや理由を持っていないのであれば、電子媒体にて契約を交わすことをオススメしています。

PDF Expert 7

では、一体どのような方法で電子媒体で契約を交わせば良いのかというと、ここで登場するのが「PDF Expert 7」です。iPhoneおよびiPadで使えるアプリで、あらゆるPDF編集を行うことができます。

上のように同意書(契約書と同義)をPDF化し、

記入と署名→署名→顧客の署名を押し、

名前を書き込めば、

このように任意の場所に挿入することができます。

そしてあとは、顧客別にファイルに保存すればOKです。

まとめ

パーソナルトレーニングでペーパーレス化を考えているのであれば、PDF Expert 7を使う方法をオススメします(ipad限定ですが…)。

PDF Expert 7では、顧客別でファイルに保存できるので、例えばメニュープログラムの大枠をPDF化しておけば、下の写真のようにメニューを作成・確認することもできます。

また、プリンターに接続しておけば、お客様に契約書の控えを紙媒体として渡すことも可能です。

年間5,400円と有料ではありますが、手間等を考えると割りに合うのではないでしょうか。