筋力トレーニングの耳寄り情報を発信するブログです。国内外の論文をはじめ、これまでの指導・自身の経験をもとに記事を作成しています。

筋トレ情報系ブログで月間1万PV以上を叩き出す3つのポイント

※筋トレ情報系ブログ:トレーニングの効果や仕方・注意点など、いわゆる「マニュアル」的な情報を発信しているブログ。

今回は少し趣向を変え、筋トレ情報系ブログを始めようとしている or 現在進行形で書かれているトレーナーに向けて「月間1万PV以上を叩き出す3つのポイント」と題し記事を書き綴っていきます。つまり、PV数を増やす記事の書き方のコツ、を紹介していきます。

最初に結論から申しますが、その3つのポイントとは

・科学的知見(学術論文)のリンクを貼る。
・具体的な実例(経験)を詳細に挙げる。
・結論から書き出す。

です。

なお、今回の記事は、あくまでも個人的な見解に過ぎないことをご理解ください。

前書き

2017年の7月に、私はこのブログを始めました。現在は2019年の7月ですので、丸2年継続していることになります(もっとも、それ以前はlivedoorやFC2ブログをしていた時期もありますので、トータルでは約2年半の継続になります)。

途中、忙しかったり体調を崩したりで更新が滞っていた時期もありましたが、今回で記事数は計135となり、月間PV数は1万を優に超えるようになりました。

「ショルダープレス 痛い」「レッグエクステンション 膝」「大胸筋 いらない」「体幹トレーニング 嘘」など、いくつかの複合ワードでは1位に表示されます。

プロブロガーから見るとまだまだヒヨッコでしょうが、それでも多くの方に、自分のトレーニング哲学や信念を伝えられているのは嬉しい限りです。

トレーナーがブログを書くメリットはいくつもあります。自分自身や働いているジムの宣伝になったり、文字に書き起こしておくことで口頭での指導・説明がスムーズになったり…etc.。

そのため、何か特別な事情がない限りは、トレーナーはブログを書くに越したことはないと思っています。

独自のドメインを取得し、サーバーを借り、ワードプレスをインストールし、テーマを購入し、オリジナリティ溢れるブログを書くことを強くオススメしています。→いずれ、ブログの始め方を詳しく書こうと思います。

しかし、ブログをいざ始めたとしても、1年以上継続できている人は決して多くありません。トレーナーに限った話ではなく、自分の周りや知人の周りも合わせると、約半数の人が1年以内に更新を辞めてしまいます。いや、もっとかもしれません。

では、なぜ更新を辞めたのか話を聞くと「忙しいから」が主な理由でした。しかし、この「忙しいから」は、少し言葉が強くなってしまいますが、ほとんどの人にとって、表面上のつくろいに過ぎないと思っています。

おそらく

「期待に胸を膨らませてブログを始めたけど、一向にPV数が増えない。必死になって書いたのに、誰にも見られていない。こんなんじゃ、ブログを更新する意味ないじゃん。虚しくなるから辞めよ」

が、本当の理由です。

つまり、PV数が増えない = 「目に見えた結果が出ていない」が、更新を辞めた本当の理由ということです(はずです)。

PV数が増えれば、必然的に広告やアフィリエイト収入も増えますし、ジムの来店者数や仕事の依頼数にも良い影響を及ぼすでしょう。目に見えた結果が出ているのであれば、何か特別な事情がない限り、ブログの更新を辞めるわけがないのです(はずです)。

では、一体どうすれば、PV数の増加など目に見えた結果が出るのかというと、これに関しては、プロのブロガー達が口を揃えて言うように「記事の質」をひたすら高めることだと思います。

そして、一体どうすれば記事の質を高めることができるのかというと、少なくとも筋トレ情報系ブログにおいては、先述した3つのポイントを取り入れることだと思っています。

科学的知見(学術論文)のリンクを貼る

まず、大前提として、個人の経験には限界があります。

例えば、ベンチプレスの1RMにおいて「低重量と高重量、どちらの方が筋力を向上させることができるのか?」という疑問が湧いたとします。そして、2019年は低重量で、2020年は高重量でベンチプレスを行ったとしましょう。

その結果

2019年:40%増加(50kg→70kg)
2020年:15%増加(70kg→80.5kg)

となったとします。

ではこの時「2019年の方が増加率が大きいので、低重量の方が筋力を向上させる」と言えるのかというと、そんなことはありません。

筋力の向上は、トレーニング歴が長くなるほど停滞します。また、特にトレーニング経験の少ない方は、フォームや動作の慣れなどが関係して、最初のうちは1RMがグーンと向上します。

つまり、何を言いたいのかというと、年で重量を分け異なる結果が得られたとしても、その原因が重量によるものだとは限らない、ということです。そしてこのように、個人の経験には限界があるのです。

そんな時に役立つのが、科学的知見(学術論文)です。

学術論文(研究)は、細かに条件を設定し検証してくれています。さらには、得られた結果を統計的に分析してくれています。個人の経験では、到底得られない情報を提供してくれているわけです。

そのため、科学的知見を伴った主張は、信頼性や説得力に好影響を及ぼします。つまり、科学的知見が伴っていれば、記事の質は高まるということです。

このような理由から、科学的知見(学術論文)のリンクを貼ることをオススメしています。

具体的な実例(経験)を詳細に挙げる

「個人の経験には限界があります」「個人の経験では、到底得られない情報を提供してくれている」などと記載したため

科学的知見(学術論文) > 経験

このような力関係を思わせたかもしれませんが、実際は、そのようなことはございません。経験も、科学的知見(学術論文)同様に、記事の質を高める立派な武器になり得ます。

まず、当たり前ですが、学術論文に全ての答えが載っているわけではありません。全てが解明されているわけではありません。そんな時に役立つのが、経験になります。

つまるところ、科学的知見(学術論文)と経験は対立しあうものではなく、お互いを補完しあうパートナーのようなものだということです。

そのため、不特定多数のお客様に対して、指導経験を持つトレーナーによる経験からの主張は、信頼性や説得力に好影響を及ぼします。結果として、記事の質は高まります。

このような理由から「〇〇したら□□なった」や「△△の場合は☆☆が多かった」など、具体的な実例を詳細に挙げることをオススメしているわけです。

結論から書き出す

これは、いたってシンプルな話なのですが、そもそもインターネットを駆使し調べ物をしているユーザーは、何かに疑問を持ち、その疑問に対する答えを求めています。何らかの疑問に対する答えを探し出すツールとして、インターネットを利用しているわけです。

そのため、結論から書き出すようにしています。言うなれば「ユーザーが求めている答えを、一番最初に提供する」ということです。さらに言うなれば、自分のブログに訪問してくれた人たちに対して「親切であれ」ということです。

タイトルではいかにもそれらしいことを書いているのに、読み進めても結論が記載されていなかったり、全く違った内容の結論を記載しているブログを見ると、率直に「時間を返して欲しい」と思います。期待をさせておいて落とすのは、やはりよろしくないでしょう。

もちろん、最後の方に結論を載せるのは絶対にダメ、と言っているわけではありません。しかし、結論から書き出すことによって

・もうすでに結論(ゴール)が見えているので、その後の理由説明において、なぜそのような結論にたどり着いたかをユーザーが理解しやすくなる。
・結論から書き始め理由を説明する、という「型」を持つことで、記事の作成がスムーズになり、更新頻度を増やすことができる。

というメリットも考えられますので、やはり結論から書き出すことをオススメしています。

まとめ

・科学的知見(学術論文)のリンクを貼る。
・具体的な実例(経験)を詳細に挙げる。
・結論から書き出す。

以上3つが、筋トレ情報系ブログで、月間1万PV以上を叩き出すポイントになります。

もちろん、これ以外にも、キーワードの選定であったり、内部リンクであったり、PV数を増やすにあたりやるべきことは多々あると思いますが「PV数を増やす記事の書き方のコツ」としては、これら3つを押さえておけば、大方問題ないと思われます。