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ボディビルダーやアスリートが実践している筋トレを継続するコツを紹介

  • 2017年7月11日
  • 2020年1月19日
  • 心理系

仕事の関係上、私の周りにはボディビルダーやアスリートが多くいるのですが、彼らは1年2年という単位でなく、5年10年、長い人であれば20年以上トレーニングを継続しています。

そんな彼らに「トレーニングを継続するコツ」を聞いてみたところ、

・「理想としている選手」のトレーニング動画を定期的に視聴する。
・休息期間を設けトレーニングライフから一旦離れる。
・その日のトレーニング内容や身体つき・体力を記録する。

という答えが返ってきました。

今回の記事は、これら3つについて触れていきます。

「理想としている選手」のトレーニング動画を定期的に視聴する

YouTube・Dailymotionなどの動画共有サイトや、Instagram・FacebookなどのSNSを駆使し「目」から良い刺激をもらおう、というものです。

最近では、シンプルなトレーニング動画だけではなく「この種目は◯◯の筋肉に効きます」や「この種目のフォームで気をつけるところは□□と△△です」といったように、解説付きのトレーニング動画もあるため、自身の知識アップにもつながります。

著名な方であれば、100本以上のトレーニング動画がすでに投稿されているため、同じものを見続けて飽きる、といったこともありません。

理想としている選手は、人それぞれで変わってきますのでなんとも言えませんが、私はしばしば「トム・プラッツ」のトレーニング動画(スクワット)を見ていました。少し古い方ですが、凄まじい脚を持つボディビルダーです。

休息期間を設けトレーニングライフから一旦離れる

短くても1週間、長ければ2週間ほどの「完全オフ」を取り入れる、というものです。

人によって頻度は違うのですが、私が聞いた限りでは「4〜6ヶ月に1回」というペースが平均でしょうか。

確かに、休息期間を設けトレーニングライフから一旦離れることによって、筋萎縮や筋力の低下が起きてしまうのではないか?という不安はあるかもしれません。

しかし、例えば「旅行に行く」や「ゲームに没頭する」など「トレーニングが当たり前の生活」から抜け出すことで気分がリフレッシュでき、さらには完全に疲労が回復するため、結果として良い影響が出るとされています。

その日のトレーニング内容や身体つき・体力を記録する

自身の成長度合いを楽しもう、というものです。

具体例としては「トレーニング内容(重量・レップ数・セット数など)をノートに書き込む」「身体つきを写真に撮る」「体力(1RMや垂直跳びなど)測定を行う」といったものが挙げられます。

もっとも、長期間トレーニングを継続していると頭打ちに陥る場合もありますので、それらを実行することで逆に悪い影響が出ることがあるかもしれません。「5ヶ月前からベンチプレスの1RMが一切変わっていない。は〜。トレーニングをしている意味はあるのかな。」といった具合です。

しかし、頭打ちは自身のトレーニング内容を見直す非常に良い機会です。いつから(5ヶ月前から)・何の種目の(ベンチプレスの)・何が(1RMが)頭打ちになったかを知ることで、トレーニング内容の質を高めることに繋がるでしょう。

まとめ

ここでは「トレーニングを継続するコツ」として、

・「理想としている選手」のトレーニング動画を定期的に視聴する。
・休息期間を設けトレーニングライフから一旦離れる。
・その日のトレーニング内容や身体つき・体力を記録する。

の3つを紹介しましたが、これらはあくまでも「個人レベル」の話であり、科学的エビデンスがあるかどうかは調べていません。そのため、皆様にも有効かどうかはわかりません。

しかし、ボディビルダーやアスリートが実践している方法には違いありませんので、取り入れる価値は十分にあると思います。特に、3つ目の「その日のトレーニング内容や身体つき・体力を記録する」は、個人的にも超オススメです。

(筋トレが続かない人へ 継続するコツは「楽しさ」と「運動有能感」にあり)でも「トレーニングを継続するコツ」を書き綴っていますので、併せてご覧ください。

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