筋力トレーニングの耳寄り情報を発信するブログです。国内外の論文をはじめ、これまでの指導・自身の経験をもとに記事を作成しています。

音楽が筋力に及ぼす影響 聴く音楽によって筋力は変化するのか?

  • 2017年8月10日
  • 2020年1月20日
  • 心理系

つい先日、世界的なロックバンド「Linkin Park」のボーカル(チェスター・ベニントン)が亡くなりました。

このブログでは、トレーニングを継続するコツとして「好きな音楽(刺激的なノリノリ系の音楽)を聴きながらトレーニングを行う」を挙げているのですが、オススメのアーティストとして彼らを紹介しており、個人的にはかなりショックな出来事です

筋トレが続かない人へ 継続するコツは「楽しさ」と「運動有能感」にあり

そのようなこともあり、今回の記事は「音楽が筋力に及ぼす影響」について書き綴っていきますが、最初に結論から申しますと「聴く音楽によって筋力は変化する」そして「刺激的なノリノリ系の音楽を聴くことで、筋力は高まる」というデータが存在します。

研究内容

タイトル

Effects of pretest stimulative and sedative music on grip strength.

概要

・25人のスポーツ科学部に在籍する学生が被験者。
・3つの音楽を用意。
・1つ目は刺激的なノリノリ系の音楽(以下up)。
・2つ目は落ち着くしっとり系の音楽(以下slow)。
・3つ目はホワイトノイズ(以下noise)。
・それぞれの音楽を聴かせた後に筋力を測定。
・筋力の測定はハンドグリップ(握力)で実施。

用意された音楽

上から、up・slow・noise。

結果

筋力は、up>noise>slowの順で高い数値を記録。

up slow noise
男性 56.04 54.10 55.22
女性 31.84 29.84 30.90
平均 43.94 41.97 43.06

まとめ

・聴く音楽によって筋力は変化する。
・刺激的なノリノリ系の音楽を聴くことで、筋力は高まる。

というデータを紹介しましたが、残念なことに「音楽」と「筋力」に焦点を当てた研究は、これ以外見つけることができませんでした。

そのため、ハンドグリップ(握力)など、非常に簡単な動作ではなく、例えばスクワットやベンチプレスなど、比較的複雑な動作では、音楽が筋力にどのような影響を及ぼすかはわかりません。

しかし、個人的には「スクワットやベンチプレスなど比較的複雑な動作でも、刺激的なノリノリ系の音楽を聴くことで、筋力は高まるだろう」と考察しています。

以前働いていたジムは少し特殊で、音響装置を設置しており、著作権フリーの音楽を施設内に流すことができたのですが、刺激的なノリノリ系の音楽を流すと「お、選曲が良いね。力がみなぎるよ」落ち着くしっとり系の音楽を流すと「ごめん。ちょっと音量下げてくれない?力が入らん」と、ほかの会員様から話しかけられることが多々あったためです。

もっとも、私自身も同じような感覚を持ったことがあります。

Jaybird RUN

「好きな音楽を施設内に流すことができるジム」はおそらくかなり限られているため(著作権の問題もありますし)、皆様がジムでトレーニングを行う際は、基本的にイヤホンを使い音楽を聞かれていると思うのですが、どのようなイヤホンを使用されているでしょうか?

ちなみにですが、私は(Jaybird RUN)を使用しています。

価格:¥22,612(税込)
販売サイト:Amazon.co.jp

Jaybird RUNには、豊富なアタッチメント(イヤーチップやフィン)が付属しているため、適切に耳にフィットさせることができ、長時間使用しても耳が痛くなりません & 激しいエクササイズでも外れません。

また、Jaybird RUNはワイヤレスですので、ワイヤード(コード有り)にはないメリットがいくつか存在します。その中でも特筆すべき点は、以下の2つです。

・シャフトとコードのぶつかりが生じない。
・携帯電話やiPodといった再生機器を、ズボンポケットに入れる(身につける)必要がない。

シャフトとコードのぶつかりが生じない

ワイヤードだと、アップライトロウやクリーン・スナッチなど、シャフトが身体の前面を通るエクササイズでは、シャフトとコードがぶつかる場合があります。結果、気が散ったり、イヤホンが耳から外れる場合があります。

しかし、Jaybird RUNはワイヤレスですので、シャフトとコードがぶつかりません。気が散ったり、イヤホンが耳から外れる心配がなくなるわけです。

携帯電話やiPodといった再生機器を、ズボンポケットに入れる(身につける)必要がない

ワイヤードだと、携帯電話やiPodといった再生機器を、ズボンポケットに入れる(身につける)必要があります。そのため、クリーンやスナッチなど、シャフトが太ももの前面をこするエクササイズでは、邪魔になったり、接触により破損する場合があります。

しかし、Jaybird RUNはワイヤレスですので、携帯電話やiPodといった再生機器を、ズボンポケットに入れる(身につける)必要がありません。邪魔になったり、接触により破損する心配がなくなるわけです。

Jaybird RUN まとめ

確かに、Jaybird RUNはイヤホンとしては値が張りますが、上に挙げたメリットを考慮し、長い目で見るのであれば、割りに合う投資ではないかと思います。

もし、これからイヤホンを購入されようと思っている方には、オススメします。