トレーニングの効果は、どのようなシューズを履くかで変わってきます。
今回の記事は「トレーニングで履くオススメのシューズ」について書き綴りますが、個人的には「リフティングシューズ」をオススメしています。
ランニングシューズやウォーキングシューズはオススメしていない
一般的なスポーツ量販店で販売されているランニングシューズは、靴底が柔らかく作られています。クッション性を高めることで、着地の衝撃から関節を保護しているわけです。
クッション性を高めることは、確かにランニングでは重要となるでしょう。しかし、トレーニングでは余計な機能でしかありません。安定性が下がり扱える重量が減るほか、転倒の危険性も増すためです。
また、楽に体重移動を行えるウォーキングシューズも、トレーニングでは悪影響が及びます。靴底が丸く作られていることで地面との接触面積が小さくなり、上に記載したデメリットが生じるためです。
もっとも、ランニングシューズやウォーキングシューズを、全面的に批判しているわけではありません。あくまでも「トレーニングでは適さない」というだけです。
リフティングシューズをオススメしている理由
リフティングシューズは、ウエイトリフティングやパワーリフティングなど「バーベルシャフトを挙上する競技」で用いられる専用のシューズなのですが、ランニングシューズやウォーキングシューズとは異なり、靴底が非常に硬く、そして平らに作られています。
つまり、高い安定性を確保することが可能です。
・アシックス ウエイトリフティングシューズ 727
・¥18,581〜29,000
・adidas POWERLIFT 3 トレーニング シューズ
・¥18,400
また、数㎝のヒールがあるため、足関節の柔軟性が乏しい方においては背屈範囲がサポートされ、スクワットやクリーン・スナッチなど「しゃがみ」を伴うエクササイズでは、大きな可動域を取る(深くしゃがむ)ことも可能になります(詳しくはこちらの英語文献を参照)。
リフティングシューズはネットでの購入が基本
リフティングシューズは、アシックス・adidas・ナイキ・リーボックなど、世界的に有名なスポーツメーカーが製造しているのですが、一般的なスポーツ量販店ではまず販売されていないため、ネットでの購入が基本になります。
ゆえに、残念ながら試着することができません。しかし、基本的にリフティングシューズは、期間内であればサイズの交換が可能ですので、無駄な買い物になることはないでしょう。
まとめ
・スクワットやクリーン・スナッチなど「しゃがみ」を伴うエクササイズでは、大きな可動域を取る(深くしゃがむ)ことも可能。
このような理由から、個人的にはリフティングシューズをオススメしています。
少し痛い出費かもしれませんが、トレーニングを行うならやはり最大の効果を望みたいものです。数年(4〜5年)は問題なく履けますので、そう考えると割に合う投資ではないでしょうか。