トレーニングで「重量にこだわるな」というセリフに対して思うこと

 

トレーニングをしていると、あちこちで「重量にこだわらない方が良いよ」というセリフを聞きます。

トレーナーになる以前の話ですが、スクワットで100kgを初めて挙上した時、そこで働いていたトレーナーからこれと同じようなことを私も言われました。

今回の記事は「重量にこだわるな」というセリフに対して思うことを書いていきますが、これに関しては、半分賛成で半分反対です

賛成部分

まずは、賛成できる部分から書いていきますが、重量にこだわる(≒ 高重量を持ち上げることに執着する)と、ほとんどの方はフォームが崩れたり可動域が狭くなったりします。

そして、フォームが崩れたり可動域が狭くなったりすることは、決して良いこととは言えません。

フォームが崩れると怪我のリスクが上がりますし、可動域が狭くなると効果が弱まってしまうとのデータがあるためです(こちらの記事こちらの記事を参照)。

トレーニングは基本的に、例えば競技力を向上させたり、かっこいい&美しい身体を作るための手段であるはずです。つまり、何らかの目的を達成するためのツールであるはずです。

よって、重量にこだわることで、怪我のリスクを上げたり効果を弱めたりするのは避けるべきでしょう。

このような理由から、私は「重量にこだわるな」というセリフ対して賛成をしているわけです。

 

反対部分

しかし一方で、100%賛成かと問われるとそうではありません。重量にこだわらない(≒ 適切ではない軽い負荷を扱う)のもいくらか問題があります。

トレーニングのプログラムには

・重量
・回数
・セット数
・頻度
・セット間休憩時間…etc.

など様々な変数が存在しますが、これらの組み合わせで得られる効果は大きく変化します。

詳しくは(こちらの英語文献)を見ていただきたいのですが、ここでは90%1RMの重量で3〜5回のトレーニングを行うグループと、70%1RMの重量で10〜12回のトレーニングを行うグループにおける筋力の変化率を調べています。

その結果は以下の通りです。

ベンチプレスの1RM
90%1RM3〜5回グループ:14.8%増加
70%1RM10〜12グループ:6.9%増加

このように、扱う重量やこなす回数が変わると、得られる効果も大きく変わるのです。そのため、重量にこだわらないと、狙った効果をしっかり得られない場合があります。

このような理由から、私は「重量にこだわるな」というセリフ対して反対をしているわけです。

 

まとめ

・重量にこだわる(≒ 高重量を持ち上げることに執着する)と、多くの方がフォームを崩したり可動域を狭くしたりする。
・このような点からは「重量にこだわるな」というセリフ対して賛成。
・重量にこだわらない(≒ 適切ではない軽い負荷を扱う)と、狙った効果をしっかり得られない場合がある。
・このような点からは「重量にこだわるな」というセリフに対して反対。
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